多言語サービス 2019.09.01
当社は、2019年9月1日(日)に徳島県の小勝緑地(阿南市)で開催される徳島県総合防災訓練に参加し、多言語対応の災害情報発信システムの実証実験を実施します。
近年、突発的な自然災害が全国的に発生する中、各地域・各施設において様々な災害対策が講じられていますが、日本語が通じない外国人への災害情報の伝達が課題の一つとされています。今回の実証実験では、日本人はもちろん、年々増加している訪日及び在住外国人への災害情報発信を想定し、日本語、英語、中国語、韓国語の4ヶ国語で実施することにより、課題解決に向けた有用性を検証します。
当社は約9年前より、外国人とのコミュニケーションの一助を担う多言語コールセンターサービスを官公庁、観光協会、鉄道、航空、金融機関、保険、警備、商業施設、百貨店、飲食施設、宿泊施設、タクシー、不動産賃貸、士業法人など約300企業(施設)、35,000箇所に導入しています。これから2020年に向けて、さらなる外国人の増加が見込まれている中で、より安心して日本に滞在して頂けるよう従来のコールセンターサービスにCPaaS※1を取り入れた社会貢献に取り組んでまいります。
<災害情報発信システムについて>
今回の災害情報発信システムは、Vonage Japan合同会社(本社:東京都中央区、日本担当統括責任者:西村哲郎)の提供するNexmo, The Vonage API Platformを活用します。
当システムの主な特長は以下の通りです。
1.世界100ヶ国以上、350の通信キャリアに対応することが可能
2.多言語対応で任意の言語を選択可能
3.SMS以外に電話、メール、SNS※3など様々なチャネルで通知可能
<登録から情報発信までの流れ>
1.利用者はQRコードを読み取ることで、登録サイトにアクセス
2.携帯電話番号、希望言語、登録期間を入力、テスト通知を受信し登録完了
3.災害が発生した場合、登録された携帯電話番号のSMS※2へ災害情報を通知
【Vonageについて】
Vonage(NYSE:VG)は、ビジネスコミュニケーションの形を再定義します。Vonageは、企業が完全統合型ユニファイドコミュニケーション、コンタクトセンター、および通信 API ソリューションを使用し、ビジネスを推進向上する支援をしています。Vonageは、技術ディスラプターとしてのルーツに忠実に、企業がより良いビジネス成果を生み出すため通信方法を変革するテクノロジーを採用しました。企業は、マイクロサービスベースのアーキテクチャ上に構築された Vonage の完全統合されたクラウド通信プラットフォームで、メッセージング、チャット、ソーシャルメディア、ビデオ、音声通話を含むすべてのチャネルにわたるインテリジェントインタラクションを使用して、生産性の高いコラボレーションにより、効率的にお客様を引き込むことができます。Vonage の API プラットフォームである Nexmo は、音声通話、メッセージ送受信、電話番号認証サービス用のツールを提供しています。開発者はこれらのツールを使用し、プログラム可能な通信手段を世界規模でモバイルアプリやウェブサイト、業務システムに組み込むことができます。Vonage Holdings Corp. は、ニュージャージー州ホルムデルに本社を置き、米国、ヨーロッパ、アジア、イスラエルに支店があります。
※1 CPaaS=Communications Platform as a Service
※2 SMS=Short Message Service
※3 SNS=Social Network Service
【多言語電話通訳サービスに関するお問合せ/ご相談】
株式会社テレコメディア 営業本部
〒171-0033 東京都豊島区高田3-37-10
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