ニュースリリース 2019.01.15
当社は2019年1月15日より、「RoBoCo Speech(ロボコ・スピーチ) 社会貢献プログラム」による多言語対応音声合成ファイル作成サービスの無償提供を開始いたします。
近年、地震・津波・台風・豪雪・火山の噴火など突発的な自然災害が全国的に発生する中、各地域・各施設において様々な災害対策が講じられています。また、建物火災や交通事故などのトラブル発生時における的確な人命救助措置が各所において必要とされています。
このような状況下、日本語が通じない訪日外国人への災害・事故情報の伝達を速やかに実施することが課題の一つとされていますが、その問題解決に寄与するのが「RoBoCo Speechの社会貢献プログラム」です。
音声合成ソリューションであるRoBoCo Speechを利用し、各地域・各施設に合った外国語の音声案内を作成しておくことにより、災害発生時における外国人への情報発信を潤滑に行うことが可能となります。
当社は約8年前より、外国人と日本人のコミュニケーションをサポートする多言語コールセンターサービスを提供してまいりました。これから2020年に向けて、さらなる外国人旅行者や在住者の増加が見込まれている中で、より安心して日本を満喫して頂けるよう今回のプログラムを実施する運びとなりました。
今回のプログラム実施により、一人でも多くの安全確保に貢献できれば幸いです。
【社会貢献プログラムの実施要項】
▼対象
日本全国の公共機関、民間企業
▼音声ファイル作成の範囲
自然災害、火災、水難事故、交通安全など、
外国人を含めて人を災害や事故から守るために有効とされる音声情報
▼対応言語
日本語、北京語、米語、韓国語(順次 西語、米西語を追加予定)
▼実施期間
2019年1月15日から2019年6月30日まで
▼ご利用上の注意
本プログラム実施中に作成された音声データは半永久的にご利用頂くことができます。
但し、社会貢献の趣旨にそぐわない営利を目的としたご利用は禁止しております。
【RoBoCo Speech(ロボコ・スピーチ)の特徴】
「RoBoCo Speech」は、入力されたテキスト文章を音声合成し、人の肉声に近い自然なイントネーションの音声ファイルを作成するソリューションです。
専門的な知識を要さず簡単な操作で音声データを生成することができ、施設内放送、映像ナレーション、電話の自動音声応答 等、様々な場面でご利用頂けます。
日本語、北京語、米語、韓国語に対応(2019年1月15日現在)しており、また、抑揚、声の高さ、話速などの細かい調整も可能です。
【利用している技術】
「RoBoCo Speech」はソフトバンク株式会社が提供する多言語音声合成ソリューション「Rizbell(リズベル)」の技術を利用しています。
(※「Rizbell」はソフトバンク株式会社の登録商標です。)
【ニュースリリースに関するお問合せ/ご相談】
株式会社テレコメディア
〒171-0033 東京都豊島区高田3-37-10
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