出向元企業と雇用契約は維持した状態で出向先企業に一定期間勤務する「在籍型出向」を積極的に導入しています。
在籍型出向は、新型コロナウイルス感染症の影響で事業を縮小せざるを得なくなった企業と人材不足を解消したい企業とのミスマッチ解消の手段として注目されるようになりました。テレコメディアでは産業雇用安定助成金の施行前から導入を始め、2020年9月より15社・延べ1200名の出向者を受け入れてきました（2022年9月現在）。

出向者の受け入れにあたっては社員の働きやすい環境づくりに取り組む「従業員本部」が中心となり、"出向者がずっと在籍したくなるような環境を"を合言葉に万全のサポートを実施。出向元企業さまと緊密な連携を図り、スタッフ間の交流の場として座談会等を実施するなど、新しい環境で存分に力を発揮していただけるように努めています。

当社における在籍型出向は、人材の充実だけでなく、異業種で活躍してきた方々との交流によって当社従業員の視野、視座を高め、成長につなげることが目的です。また、当社で未経験の職種に挑戦した結果、最終的にはリーダー職を任されるなど、出向者の活躍、成長も当社従業員の刺激となっています。今後は当社からも異業種企業への出向を行い、人材の交流によって社員、さらには組織全体の成長に寄与することを目指します。